3%に乾杯

asahi.comより

学生による授業評価 全大学の97%が導入
 学生が教員の授業を評価する取り組みを導入した大学が04年度、全体の97%にのぼったことが6日、文部科学省の調査で分かった。ほとんどの教員が何らかの形で学生の評価を受ける時代になったといえる。
 調査は04年度時点で、全国の国公私すべての709大学を対象に昨年11〜12月に実施した。
 学生による授業評価を実施している大学は、前年度より58校増え、87の国立大学すべてを含む691校になった。評価項目では授業のわかりやすさや教員の熱意・意欲、話し方などが多かった。
 ただ、評価結果を学部や全学レベルでの改善につなげる取り組みをしているのは、そのうちの285校にとどまった。
 …。
http://www.asahi.com/national/update/0606/TKY200606060565.html
太字強調は引用者による

太字強調の部分の記述の行間を読み取ると、評価結果を学部や全学レベルでの改善につなげないといけないらしいんですが、そうすると、授業中の私語解禁とか途中退出解禁とか飲食解禁とかしないといけなくなります。それでいいんでしょうか。
まあ極端な例といえば極端な例なわけですが、この手の評価のいい加減さをもう少し取り上げてくれないかなぁ、というのが素直な感想なわけでして。
個人的には、最も重要な授業評価は、試験における学生の答案だと思っているんですが。こちらが設定した基準に到達させられたかどうか、と言うところがシビアに出るわけで。ただ、出席している学生が(自粛)割しかいない、というところで信頼性がないのが致命傷。