あのころから成長したのは「はったり」の能力のみ

ということで、通信教育部のスクーリング終了。やはりしゃべりっぱなし三日間はきつかった。終って「やれやれあとは来年の講義ノートと学務か」と思っていたら、来月半ばに紀要の締め切りが来ることを思い出した。完全に忘れていた・・・。
しかし、自分の講義を10年前の自分が聞いたらなんて思うんだろう。講義聴きながら「すごいなぁ、でもなんだかもやもやするなぁ*1。」とボーっと考えていた学生が10年たったら、講義をする立場に立っているわけで。あのときの自分をもやもやさせないような講義になっている自信はまるでなし*2。素朴な疑問というのが、もしかしたら一番応えづらいのかもしれないな、なんて思ったり思わなかったり*3

*1:といっても講義の内容にもやもやしていたわけではなく、「でもだってどれも法律でしょ?なんでそんなに領域が違うっていって分けちゃうの?」とかとかというまったく勉強してないことがばればれな学生のもやもやだったわけですが。

*2:ちなみに論文があのころの自分にちゃんと応えている内容になっているのかについても自信がない、、、けど、10年前の自分にいまの論文を読ませて感想を聞いてみたいなぁ。

*3:といって複雑な疑問に答える実力ももちろんないわけですが。