そうすると起きたら仕事をしなきゃならないわけで

しかし、時間のすべてをコントロールできるわけもなく。紀要にだす論文の次回連載分の締め切りは二週間後。諸事情から「締め切り厳守」とのお達しが下っていて、ここから二週間のスケジュールを考えると、推敲を今週半ばに終らせておかないと、形式を整える暇がなくなるという計算ぐらいはできる処理能力はあります。ということで、昼寝と夕寝の間&夕食後は、自分の書いた文章とにらめっこ。いつもどおり日本語としておかしいところが山ほど出てきて、過去の自分にダメ出しすることになるのが悲しい。おまけに、どこまでいけばゴールなのか、そもそもゴールはあるのか、がわからないところを認識できてしまうのも悲しい。
そんないつもの推敲時の感想に加えて、今回の推敲でしみじみ思うのは、よくもまあこんなこと書いたよな、というところ。内容的にも分量的にも、もう一度同じことをしろといわれても絶対できない。一段落つく前は、先の部分を書きながら前の部分を推敲しながらという状態だったし、いわばゾーンに入っていた状態だったので、そんなこと気にも留めなかったけれど、ちょっと落ち着いた状態で読み直すと、まあよくもこんな無茶をやったなと*1。そんなことをしたから、体力的・精神的ダメージに回復の兆しなく苦しんでいるわけですが、それもしょうがないよな、と諦めがつくぐらいには精一杯やったかなと。この論文について何を言われようが、「私の能力ではこれ以上できません」と謝れるぐらいには精一杯やったかなと。まあ、そんなわけですので、ここは一つ、三十年ぐらい寝かせてもらって、、、

*1:実際、次の職にむけて手に仕事を覚えさせた方がいいかも、なんて思いもよぎるわけで。