それにしても①

上で引用した「利息制限法の超過金利、支払いは原則無効・最高裁が初判断」って言うこの日経のサイトの記事だけれども、この件についての議論を知らない人にとっては、わけわからないものだろうな、と思う。「法律の制限を越えているんだろ、それを支払ったら原則無効だろ、それって当たり前じゃん。なんでそれで『初判断?』」って思うのが普通じゃないかな。確かにこの記事が貸金業法の存在に触れていないという点で法律の議論をひとつとばしているわけで、そこに記事の内容的に問題があるといえば問題があるといえるのだけれども、そもそも法制度がそんなわかりづらい状態になっていること自体に問題があるのだろうな、とも思う。