忘れたいことは忘れられないのに

今年*1を振り返ってみると、記憶していることの方が少ない。だめ人間なりに(らしく?)まったく周りが見えない状態で論文書いていたんだな、としみじみ思う。それが自分にとって良かったのか悪かったのかは、10年ぐらいしてみないとわからないことなんだろう。ただ、今後の人生で同じように時を過ごすことは、精神的にも肉体的にも社会的にも二度とできない、ということは間違いない。良かったのか悪かったのかはわからないけれど、これはこれで後悔することはないと思う*2
来年は、もうそんなことはない、はず。今年、一段落つけたときが学期中だったということもあってなかなかうまくリズムを転換できなかったけれど、年度がかわるころにはリズムを取り戻せる、はず。来年になったからといって、時間をゆっくりつかえる状態になるとは思えないけれど*3、もう少しいろいろなところに行って、もう少し幅広く本を読んで、たくさんの知らないものを見て聞いて、なんてことができる、はず。来年は、次の10年のスタートになるような年にしたい。ブログを続けているかわからないけれど。

*1:ここ10年、といってしまってもいいかもしれないけれど。

*2:自分にはこれ以上のものは創れない、と思えるところまでできたのは、飽きっぽい自分にしてはむしろよくやったとおもう。まあ、ろくでもないものにしかならなかったわけですが。

*3:結局、論文に一段落つけたといってもちゃんと公表できるものにするには手間隙かかるわけだし、講義も増えて、学務も増えて、、、